只こなすのではなく、理由を考えて取り組む - アシストジャパン

只こなすのではなく、理由を考えて取り組む

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アシスト・ジャパンで活躍する社員へのインタビュー

あなたの名前と現在の職位(担当業務など)を教えてください。

株式会社アシスト・ジャパンのイベント運営事業部 東京営業職の 市川琴音(Kotone Ichikawa)です。

今の会社で働き始めてどれくらいになりますか?

私は社員として東京本社に入って、今年4月で2年目になりました。

イベント業界に入ったきっかけ、あるいはイベント業界に興味を持ったきっかけは何ですか?

イベント業界に入ったのは、中学生の時に初めて野外フェスに参加したことがきっかけです。

その会場の来場者が楽しむ姿と大規模な空間が魅力的だったので、この業界に興味を抱き「イベント業界についてもっと学びたい」と感じました。

それから大学で2年間、会場を押さえるところから当日の運営までの流れを行った講義を受けた経験からイベント会社に就職しました。

この業界で働き始めたときの最初の印象はどのようなものでしたか?

この業界の企画から制作まで、実際の流れが理解できていなかったため、こんなに多くの人が関わっていることが印象深かったですね。

働き始めた最初の印象は、「イベントって音楽ライブだけではないんだ」ということでした。

私がこれまで携わってきたイベントは、期間限定のポップアップショップだったり、子供を対象にした催事ごとが多いです。

他にもサッカーやラグビーなどのスポーツの物販などに携わり、グッズ制作会社の製品を販売してイベントの幅の広さを知りました。

あなたの主な職務内容を教えてください。

基本的に、営業をしておりますがイベントの現場に出て管理を行うこともあります。

平日に営業を行い、土日に現場へ行くことが多いです。

一日の仕事の流れを具体的に教えていただけますか?

9:00 出社 

10:00-12:00 営業活動(既存顧客への案件の対応)

12:00-13:00 お昼休憩

13:00-18:00 事務作業、営業活動(新規のテレアポ)、現場の準備

18:00 退社

残業はありますか? 長時間労働やストレスマネジメントに対するアプローチは?

イベント(現場)前には、残業することがあります。

でも働くのが苦ではないので、残業してメンタルが落ち込むことはありません。

休日は家で趣味に没頭していて、自分の中で仕事とプライベートをうまく調整できています。

そのため、何かストレスが溜まって苦しいということはないです。

イベント業界で活躍するために必要なスキルは何ですか?

まず最も必要なスキルは明るさとコミュニケーション能力で、次に考えて仕事をするということです。

目の前の仕事をただこなすのではなく、「なぜその作業をやっているのか」という理由を考えて仕事に取り組むことが必要だと思います。

また、広い視点を持って物事を考えることが重要だと感じています。

仕事をする上でどの部分が難しいと感じますか?また最も難しかった経験について教えてください。

営業の観点でいうと、数字を達成することですね。

顧客を持っているけど、予算達成に向けてが難しいと感じる部分があります。

仕事をする上で最も楽しいと感じる瞬間はいつですか?

私は人と話すことが好きです。

現場に出てクライアントさんや同僚から評価をされたり感謝されたりすると「やっててよかったな」と感じます。

例えばクライアントさんから「現場に来てくれたおかげで成功しました」とか「ノベルティグッズの配布数が伸びました」と、言われたことが嬉しかったしやりがいを感じました。

これまでの仕事の経験から学んだ最も価値のあるレッスンは何ですか?

現場が毎回変わるので、新たな刺激が生まれやすいのかと思います。

現場に出ることが価値のあることだと感じています。

仕事における目標は何ですか?

今はメンバーなんですけど、経験を積んで役職に付くことが目標ですね。

現場でディレクターとして現場に出ることがありますが「まだまだだな」と思っています。

現場ではディレクターで、社内では管理職(マネージャー)を長い目で見て、目指しています。

今はとりあえずメンバーという立場からチーフに上がることが目標です。

自身のスキルアップのために何か行っていることはありますか?

自分の現場以外にも他の人の現場に行くことも多いので、同期、先輩の動きを見て学んでいます。

他の人の現場に行くのは、管理する立場ではないと参加できないため、メンバーとしてではなく、先輩の下でディレクターとして現場に行っています。

これまでに関わったイベントで最も印象的だったものは何ですか?

最も印象に残っているものは、東京駅でワゴン販売の運営をさせていただいた時です。

クライアントさんに頑張ってアプローチした企画で、案件の受注から当日に向けて打合せをしてきたなかで、「これまでで一番頑張ったな」と感じたものでした。

今まで成功したイベントの共通点はありますか?

目の前のことだけでなくて、なぜそれをやっているかを考えながら、現場をまわしていくことだったり、事前準備が一番重要だと思っています。

事前に情報をしっかり収集して、不明点を消していくことが大事だと思います。

それは先輩に事前に質問して、リストアップして情報収集をしています。

最も困難だったイベントの準備とはどのようなものでしたか?

大規模のイベントを行った時ですね。

規模が大きく、特にスタッフの人数が多いイベントでは、自分が全体を見ないといけないので大変でした。

広い視点を持って全体を管理しないといけないと思いました。

そのイベントは私が管理するスタッフが20人くらいで全体だと50人以上の規模でした。

自分の指示出しが上手くなかったら、指示通り思うように動いてくれないため、指示出しを工夫したりしてました。

それでも指示が上手く通らず意図に反した動きをしているスタッフがいたので、「もっと上手く指示をするべきだった」と反省しました。

失敗したイベントから学んだ最も重要な教訓は何ですか?

イベントの失敗というよりも、「まわりが見えていない」「全体が理解ができていない」と、作業がダラダラしてしまいスケジュールがつまってしまうので広い視野を持つことが重要だと思います。

大規模イベントと小規模イベントの運営の違いは何ですか?

規模の違いによって、スタッフ人数、スタッフをまとめる管理者の人数が変わってきます。

大規模の場合、担当する業務の内容やそれぞれチームに分かれますが、小規模の場合その分、人数が少なくなるため業務内容が幅広くなると思います。

大規模イベント案件のスタッフは、当日にはじめましてのスタッフもいれば、何度も勤務している経験者の人もいます。

スタッフの配置の仕方は、特性を見極めてポジション振っています。

例えば、大きな声を出せる人は誘導のポジションにしたりレジの経験がある人はそこに振り分けたりします。

また、イベント運営中のスタッフの動きを見て、さらに力を発揮しそうなポジションがあると判断すれば、別ポジションをお願いすることもあります。

大規模イベントの計画と実施はどのように行われますか?

クライアントが企画から運営する内容をたてて、アシスト・ジャパンがスタッフを手配し、運営しています。

緊急時の対応プロセスはありますか?

マニュアルに緊急時対応の項目が記載されていますので、基本はマニュアルに従うことになっています。

また、私自身、自然災害系の経験はないですが、迷子のお子様がいるとか落とし物などの人的対応はあります。

「迷子の子はここに連絡してください」など、マニュアルに細かく載っています(ので、その記載通りに行動することで、現場に混乱は生じず、スムーズに解決しました。

顧客との関係を築く上で最も重要だと思うことは何ですか?

やり取りが電話・メールだけになってしまいがちなので、直接お会いできれば、それが関係値を築くうえで望ましいと思いますね。

当日までお会いする機会は少ないですが、打ち合わせでオンラインや直接訪問して打合せをすることがあります。

顧客からのフィードバックをどのように取り入れていますか?

案件が終わってから電話でクライアントに実際にどうだったか、スタッフの動き・業務態度・良かったこと悪かったことを聞き出して次回に活かすようにしていますね。

顧客満足度を高めるために心がけているポイントは何ですか?

相手の希望条件を満たしたことやしてほしいことに応えられた時が一番満足度が高いと思います。

心がけていることは、こまめに連絡したり、案件が無いときや終わったときでも連絡をすることです。

案件が終わってからも、要望の聞き取りをするようにしています。

会社の目標やビジョンについてどのように感じていますか?

難しい部分ではあるんですけど、目標数値や予算の達成について意識するようにしています。

競合他社と差別化するために行っていることは何ですか?

まず弊社に登録しているスタッフは若い世代が多く、大学生から30代前半までの若年層などをメイン層にしています。

次にスタッフの管理ということで。自社のアプリを使いスタッフの管理をリアルタイムで確認しています。

また、派遣するスタッフが病欠・当日欠勤をした場合、待機スタッフを用意しているので、当日の人数の欠落が発生しにくいです。。

こういった、待機専用のスタッフを用意・手配している点は他社との差別化になるかなと考えています。

社内で尊敬している人物はいますか? その理由は何ですか?

いろんな人に尊敬の気持ちを抱いてしまいますね。先輩や同期に関わらず、誰でも見習いたい部分があります。

澤口さんは元々チームの上司だったため、現場や営業活動における意識を尊敬しています。

チーム内でのコミュニケーションはどのように行われていますか?

会社に総務と手配課・営業の仕切りがないので、オープンな空間になっていると思います。

フリーアドレスデスクが導入されていて、誰にでもすぐに聞ける環境にあり、コミュニケーションは取りやすいです。

チームワークを促進するために行っていることはありますか?

現場の後にご飯に行ったり、社内でランチを食べたりして仲間と和気あいあいとやっています。

チームのモチベーションを保つためにどのようなことをしていますか?

チームっていう括りがなく、各自が案件を持っているので案件で大変なことを相談して分からないことがあれば協力しあうことは多いと思っています。

他の人の現場に行って大変な現場を一緒に乗り越えようっていう気持ちで支えあっています。

今後のイベント業界のトレンドはどうなると予想しますか?

私は個人的にVtuberがすごく好きなんです。

そういう人たちってリアルなイベントをする時も、実際にそこにいるかのように見えるARライブで二次元なのに三次元にいるかのように見せているんですね。

その技術を駆使していくことが伸びていくと思いますし、他の業界にも広まっていくと思います。

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