「いいえ、その逆です。」今日の朝聴いていたOLEDICKFOGGYの2011年リリースのアルバムです。名盤です。つい2ヶ月前にリリースされた「新世界」も名盤になりそうな予感です。 アシスト・ジャパンのテレサテンことY井です。日々、時の流れに身をまかせています。 2014年早くも半年が経ちましたねー。年を重ねるにつれ時の流れの早さを感じます。 そんなわけで(?)2014年上半期のオススメ音楽を紹介したいと思います! まず1枚目はスコットランドのエジンバラ出身のヒップホップ・クルーYoung Fathersの「DEAD」です。 あまりとっつきやすくはないかもしれませんが気付いたら、どろーんとした重いビートがクセになります。11曲全てが3分前後と比較的短めなのですが、全編を通して曲の展開が豊富で聴き応えがあります。どろーんと濃いアルバムです。 続いて2枚目は1979年から活動する西アフリカのマリ共和国の遊牧民族のアーティストTinariwenの約3年ぶりのアルバム「Emmaar」です。 砂漠のブルースと題される伝統音楽にポピュラー・ミュージックを融合させたサウンドで その融合が生む唯一無二のグルーヴがたまりません。Tinariwenのおかげで砂漠ブルースというスタイルが世界中で認識されるようになりましたが、今回のアルバムは砂漠ブルースのネクスト・ステージです! 続きまして3枚目は坂本慎太郎の「ナマで踊ろう」です。 2007年大名盤「空洞です」をリリース後「完全に出来上がってしまった」とゆらゆら帝国の解散を発表し2011年「幻とのつきあい方」でソロデビューした坂本慎太郎の待ちに待った待望のセカンドアルバム。 テーマは「人類滅亡後の世界」ととんでもなく暗いですがソロデビューアルバム「幻とのつきあい方」に続いて傑作の誕生です。全編にわたりトロピカルでムーディーな雰囲気を醸し出している奇妙でエキゾチックなサウンドで「スーパーカルト誕生」 「めちゃくちゃ悪い男」「 あなたもロボットになれる」や「 2000年前それは生まれ。 2年後にこの世は滅びた」「不安や虚無から解放されるなら 決して高くはないですよ ロボット 素晴らしいロボットになろうよ」などのタイトルや歌詞に今回も坂本慎太郎節が表われています。 これだけ書くとすごくとっつきにくそうですが・・・怪しくも軽快で耳触りが良く、キャッチーでついつい口ずさんでしまう曲ばかりです!ガンガンにクーラーの効いた部屋で一人でダラっと聴くことをオススメします。 そして最後は男女6人組ユニットJINTANA & EMERALDSの「DESTINY」です。 いやーこれは大名盤です。10年に一枚といっても過言ではないでしょう。横浜の音楽集団PAN PACIFIC PLAYA所属のギタリスト、JINTANA率いる6人組で(個人的に大好きな一十三十一を含む!)奏でる音楽はメロウでスイートでトロピカルであまりに心地がよく、夢の世界にいるかのような錯覚に陥る魅惑のレイドバック・ミュージックです。 今年の夏は青い空と青い海とJINTANA & EMERALDSがいれば十分です。 まだまだオススメはたくさんありますが、今回は一旦このへんで終わりにしておきます!