2013年10月。
日本銀行が全国の企業1万社以上を対象に行った企業短期経済観測調査(通称:日銀短観)が、円安進行に伴う輸出採算の好転が続いていることを背景に、大企業・製造業の景況感が3期連続で改善しました。
2007年12月調査以来5年9カ月ぶりの高水準で、08年秋のリーマンショック後で最高の数値だということです。
弊社の若年層特化イベントスタッフ派遣ビジネスは、そうした景気の波の影響を受けるのが比較的遅いドメインですが、上述のような景気好調の影響を受けてなのか、はたまた先の東京オリンピック開催決定の影響なのか、市場の活発化を少しずつ肌で感じられるようになってきたと感じます。
活発化してゆく市場、活気づく関係者。7年後のオリンピックに向けて、競争はより熾烈化していくことが予想されます。
多種多様なイベント人材提供会社・イベント運営会社があるなかでお客様に選んでいただくためには、“アシスト・ジャパンならではの色”を創出し、感じていただくしかないと日々強く考えさせられます。
若者の溢れるやる気やパワーを、どうすればロスなくクライアントに、そしてイベントに来場されるお客様にお伝えすることができるのか。
そうした若年層派遣独自の強みを活かし、弱みをカバーするための施策として、弊社ではスタッフ全員に対し基礎研修を導入しております。
この基礎研修を全スタッフに対して行うことにより、スタッフ個々人のスキル差によるサービス品質のバラつきを押さえようという試みです。
上述の基礎研修にせよ、新たな施策を打ち出すにせよ、そうした試みが成果に結び付きブランドイメージが固まるまでに3年。
一定の評価をいただけるに至るまでは、恐らく10年はかかってしまうことでしょう。
気の遠くなるような話ですが、結局のところ競争力、ひいては信頼はひとつひとつの積み重ねと徹底であると私どもは考えております。
さて、深まりゆく秋、寒暖の差が激しい毎日が続いております。
お客様各位におかれましては、どうぞお元気で行く秋をお楽しみください。